こんにちは、くま(@kuma_gameblog)です。
今回はUnreal Engine4の勉強を始めたい人に向けて、おススメの書籍と詳細についてまとめていきます。
Unreal Engine4 を使ってゲーム開発をしてみたい!という方向けに、初心者から中級者まで学べる書籍を紹介していきます。
Unreal Engine4とは?
Unreal Engine とはエピックゲームズが開発したゲーム開発エンジンです。
有名なタイトルだと「フォートナイト」などもこのUnreal Engineを使って作られています。
「Unity」との大きな違いはこのUnrealEngineは「ブループリント」と呼ばれるブロックを使ってプログラムを書かずにゲームを作ることも可能になっています。

そんなUnreal Engineを使ってゲーム制作の勉強を始めたいと思っている人はネットの情報で始めるのもよいですが、まずは書籍から買って始めることをおススメします。
その理由についても説明していきます。
ゲーム開発の勉強を書籍を使って始めるのがおススメな理由
ネットでなんでも調べて出てくる時代であえて書籍を使って勉強する理由とは?
ズバリそれはネットには質の悪い情報がたくさん紛れているからです。

調べたいことを検索すると確かに情報を無料で得られるかもしれませんが、実際にそのような記事を書いている人の実力もまちまちであまり良い作り方をしていない人の情報も出てくると思います。
その中でまだ勉強中の身で適切な情報を見分けるのは難しいと思います。
なので筆者が一貫して統一されている書籍を使って勉強することをおススメします。
辞書のように逆引きしてわからないところを見返すことが簡単にできると思います。
特におすすめなのは電子書籍です。
くまなんかはiPadで書籍を購入してタブレットスタンドに立てかけて読みながらパソコンで作業しています。
電子書籍だと読みながらのパソコン作業がかなり楽になるので、是非安いタブレットを購入して電子書籍用にしてみてください。
さて、ここからは具体的におススメな書籍の紹介をしていきたいと思います。
本記事では本当に読んで効果があると思えるものを現役ゲームクリエイターのくまが厳選してピックアップしています。
1.Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト
内容
★“Epic Games Japan公認”決定版解説書!
★Unreal Engine 4におけるゲーム制作に必須の”知識”と”経験”がハンズオンで身につく!
本書は、Unreal Engine 4(UE4)の機能を単純に紹介するだけではなく、一本のサンプルゲーム開発に順序よく盛り付けていく構成となっており、機能と機能の組み合わせ方や、実践的な使い方をラーニングできます。
3Dゲーム開発の一般的なワークフローやプロセスも解説し、章構成も実際の開発プロセスに可能な限り近づけています。
プログラムやスクリプトの勉強をしたことがない人でも読み進められる内容になっているほか、急いで自分の担当パートを覚える必要のあるアーティストやレベルデザイナといった専門職が、さしあたり必要な章だけ読めるよう、各章の冒頭に推奨職種を併記しました。
独学の人だけでなく、分業体制のチーム開発や、ゲーム会社における最初のラーニング素材としてもご使用いただけます。
今使っている人にも、これから始める人にも、すべてのUE4ユーザーにオススメの一冊。
【購入者特典ダウンロードデータについて】
購入者特典データには、サンプルプロジェクトやリソースデータのほか、書籍のハンズオン作業をすべて収録した動画が付属し、本書中に万が一進められなかった箇所が出た場合の助けになります。
■補足
この本は、まさにUnrealEngine4の入門書と言ってよいほど分かりやすく勉強になる内容が記載されています。
ぶっちゃけ初めて勉強触る人はこの本一択だと思います。
Epic Games Japan公認ということもあり、本格的に勉強を始めるにはもってこいだと思います。
ただ少し序盤から難しい操作などの説明もあるので繰り返し読んで必要があればサンプルなどを確認しながら勉強するのが良いと思います。
2.作れる!学べる!Unreal Engine 4 ゲーム開発入門 第2版
内容
一番わかりやすい入門書が、最新環境に完全対応!
Unity関連の入門書で定評のある著者による、わかりやすく丁寧な解説が、 Ver. 4.21に対応して帰ってきました!
◆ミニサンプルを作りながら、ゲーム作りの基礎を学ぼう!◆
豊富なミニサンプルを実際に作りながら、エディタの使い方からモデルの取り込み、 ブループリントやAI(人工知能)、物理演算やUI(ウィジェット)まで、 高機能なUnreal Engineを使いこなしながらゲーム作りの基礎がしっかり覚えられます!
◆万全のアフターケア!◆
より高度な話題やバージョンアップによる差分など、著者が運営する 書籍サポートサイトによるアフターケアも万全です!
〈対象読者〉
専門学校生をはじめ、これまでゲームを作ったことがない人まで、 コードを書いたことがなくてもUnreal Engineでゲームが作れます!
〈目次〉
Chapter1 ゲーム作りの基本とUnreal Engineの基礎
Chapter2 Unreal Engineの基本的な使い方
Chapter3 ブループリントを覚えよう
Chapter4 キャラクターの状態切り替えとアニメーション
Chapter5 ゲームにルールを実装してみよう
Chapter6 AI(人工知能)機能を使ってみよう
Chapter7 UI(ウィジェット)の実装を覚えよう
Chapter8 ゲームのクオリティをアップしよう
■補足
くまは初めてUnrealEngineを勉強した時はこの本を参考に勉強しました。
この本はオリジナルの素材を使って簡単な一つのゲームを作り上げる工程をとても丁寧に説明してくれています。
こちらの本も同様に「初めて勉強する人」に向けたとても丁寧な書籍になっています。
ブループリント以外の機能も紹介してくれていて非常に勉強になる一冊です。
3.Unreal Engine 4 アクションゲーム ブループリント入門
内容
Unreal Engine 4が無料化したことで、個人でもハイエンドなゲームを作ることができるようになりました。
特にビジュアルスクリプト機能「ブループリント」はコードでのプログラムが苦手という開発者を助けてくれる重要な機能です。
本書は、Unreal Engine 4のなかでもブループリントに焦点をあてて解説するゲーム開発ガイドです。
作業環境の準備から、エディタの使い方、ブループリントでの処理、各種パーツの作りかたまでわかります!
■補足
こちらの書籍は、主に基礎を覚えた人がブループリントを応用してよりゲームを面白くしたい!という人におすすめです。
まずは1,2で紹介した書籍のどちらかをこなしてからこの本を読んでより面白く高度なゲーム開発に挑戦する!という流れをおススメします。
4.見てわかるUnreal Engine 4 ゲーム制作超入門 第2版
内容
ゲーム制作の初心者にとって、最初のハードルはプログラミングです。
本格的な言語でのプログラミングは未経験者ではどうにもなりません。
ところが、UnrealEngine 4には、パーツとパーツを線で結ぶだけでプログラミングができるブループリントと呼ばれる機能が用意されています。
本書は、Unreal Engine 4 ブループリントでのプログラミング方法をオールカラーでわかりやすく解説します。
Unreal Engineを使いこなすための第一歩です!
■補足
本書も、UnrealEngineの超入門といった位置づけで内容がまとめられています。
1,2で紹介した書記と同様に入門書、初めて学ぶ人向けの書籍ですので知識がまったくない!という方にとっては分かりやすく参考になると思います。
ブループリントに特化して基本を解説してくれているのでブループリントを覚えたい人はこの本を読んでみるのも良いかもしれませんね。
5.C++でつくるUnreal Engineアプリ開発 for Windows & macOS
内容
2015年3月にゲームエンジンUnreal Engineが無償化され、その後多くの開発者が利用するようになりゲーム以外への利用も増えてきました。
Unreal Engineで標準的に使われるゲームロジック構築ツールは、Blueprintです。
Blueprintはさまざまなゲームの開発に向いたビジュアルプログラミング言語で、とっつきやすく、同時に、高い機能、高い開発効率を持ちます。
一方で、Unreal Engineの利用範囲が広がるにつれてBlueprintですべてのロジックを組むのが困難、あるいは、不可能な開発案件も増えてきています。
このような場合でも対応できるよう、Unreal EngineはC++によって機能を拡張する仕組みを持っています。ただ、Unreal EngineのC++は標準のC++から独自に拡張されているため、前提知識のないC++プログラマにはハードルが高いのも事実です。
Unreal Engine独自に拡張されたC++については、公式ドキュメント、Wiki、掲示板、あるいはソースコードなどから情報を得ることで習得できます。
しかし、必要な情報があまりにも分散してしまっています。そのためUnreal Engine C++初心者にとってはどこから手を付けていいのかわからない。
それが今の状況だと思います。本書はそのようなUnreal Engine C++初心者や挫折してしまった方に、Unreal Engine C++の最低限の知識を身につけてもらうことを目的に書かれています。
■補足
本書籍はブループリントではなく「C++」という言語を使った開発向けの書籍となっております。
ブループリントでは実現できない高度な処理などを制作するためのノウハウが書かれた一冊になります。
そのため、初心者にとってはかなり難しい内容いなりますのである程度開発経験を積んでいる中級者以上のプログラマーの方向けの一冊になります。
もしC++を使った開発も取り組んでみたい!という人はぜひ購入して挑戦してみても良いかもしれませんね。
以上になります。
Unreal Engineはハイエンド(綺麗な画質や複雑な処理が組み込まれている)なゲーム開発に向いており、近年使用されるタイトルが増えてきているゲームエンジンになります。
UnrealEngineで開発ができます!というレベルになればゲーム業界でかなり重宝される存在になれると思うので是非興味のある方は挑戦してみてください。
くまも学生時代に勉強したおかげで仕事でも触れない人がいる中
ぜひこの機会にUnrealEnginenの書籍をつかって勉強を始めてみてはいかがでしょうか?
Unityの書籍についてはこちらで紹介しています。
合わせて読みたい
【2021年最新】1からUnityを学べるおススメの書籍5冊まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます!もしこの記事が参考になったらSNSなどで紹介いただけると嬉しいです!
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