こんにちは、くま(@kuma_gameblog)です。
前回の記事はこちらからご覧いただけます。
このシリーズでは以下のような悩みを抱える方へ向けて記事を提供しています。

ゲームプランナーとして働きたいけど企画書ってどうやって書いていいか分からない
新卒採用を控える学生さんはもちろんのこと、未経験から中途でプランナー職を応募する方にも企画書づくりの参考になると思いますので是非ともご活用いただければなと思います。
それでは早速本題に入っていきます。今回は書類のクオリティを上げるテクニックを紹介します。
ここからがどちらかというと本題ですので、既に作った企画書をブラッシュアップすることに利用してみてください!
フォント・テキストサイズはルールを作る
①の記事でもフォントについて軽く触れているのですが、フォントはしっかり統一することを意識しましょう。
PowerPointのテキストツールでもテキスボックスの標準フォントとワードアートから挿入するテキストによってフォントが異なることがあります。
そのため、自分ではフォントを変えて作ったつもりはなくても、気が付いたらフォントが複数種類使用されているということも珍しくありません。
そういったことを防ぐためにもすべてのテキストのフォントは一度フォントが意図したものになっているか確認したほうがよいでしょう。
テキストのサイズに関しても、バラバラで作ると読みづらくなっているかもしれません。
サイズの種類としては、大・中・小の3サイズ程度までにした方が無難です。
見出し>本文>補足のような関係でその書類上でのサイズのルールを決めてしまった方が良いでしょう。

ヘッダー(+フッター)を資料につける
これは各ページの上(下も)に帯のようなデザインをオリジナルでつけるというコツです。
自分の企画書に合った世界観で簡易的なデザインを作って企画書を彩ることで書類としても読み手がワクワクするような書類にできると思います。
簡単にサンプルを作ってアレンジしてみたいと思います。

こんな感じでコンセプト紹介のページを雑に作ってみました。
内容は何も考えていないので気にしないでください。笑
ではこの資料に早速ヘッダーとフッターをつけていきたいと思います。

こんな感じで巻物を連想させる黄緑の帯に手裏剣のイラストを重ねて忍者の世界観を演出してみました。
これだけでもガラッと雰囲気が変わるのが分かると思います。
説明が淡々と描かれているような味気のない資料より、せっかくゲームという面白そうとワクワクさせられる企画書にした方が読み手も楽しく読めそうですよね。
細かい所を凝ることで何十何百と応募されてくる作品に埋もれることのない目立つ企画書を作れるようになると思います!
テキストにアウトラインを入れる
テキストにアウトラインを入れるという一工夫をするだけで、文字の読みやすさがグンとアップします。

例えばこんな風に、イラストに重ねてテキストを配置したいとします。
この場合黒家の部分と黒のテキストの部分が重なってよく見えなくなってしまいます。
ここでテキストのアウトラインを活用します。
PowerPointの上で変更したいテキストを選択して「書式」タブ⇒文字の輪郭⇒白または黄色などを選択して必要があれば輪郭の太さを調整します。
こうすることで重なって読めなかった部分も読めるようになります。

それでも読みづらいと感じ場合はテキストの大きさを大きくして輪郭の太さを太くすると読みやすくなると思います。
テキストを大きくして「コンセプト」のテキストにもアウトラインを付け加えたバージョンがこちらになります。

最初の味気のない資料から随分と色もあって見やすくなったと思います。
今回は、基本テクニックということで、このあたりにしておきます。
次回は応用テクニックを紹介していきたいと思います。
このブログだけでは伝えきれないことをココナラというサービスでお手伝いしています。
主に学生さんへ向けたサービスを提供しています。
企画書を添削したりアドバイスするサービスも行っていますので興味がある方は是非一度見に来てください。(最近も高校生の方から依頼がきました!)

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

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