こんにちは、くま(@kuma_gameblog)です。

最近は仕事も定時で上がることが多く、余暇時間を勉強などに費やすことが増えてきて、改めてどのように会社で働くのが良い社会人生活なのかというのを考え直すようになりました。
入社する前は、「たくさん働いて稼ぐぞー!」と意気込んでいましたが、いくら20代とはいえ残業ばかりして働きまくると体調は崩しますよね。
そこで感じたどのように会社働くのが、自分の人生にとって一番将来のためになるのかというのをベースに「こんな働き方をしたら充実した社会人生活を過ごせる可能性が上がるかも!」というのをお話していきたいと思います。
今回は、「こんな会社やめておけ!」と言うものではなく、「こんな働き方を目指せ!そのためにはこんな会社にいくことをおススメします!」という内容です。
結論から話しますと、「目の前の業務に手一杯という状況を作らず、自分の時間がとれるゆとりのある働き方」を目指すことをおススメします。

この「自分の時間」は活用方法次第で無限にこれからの将来の可能性を広げられるものになると思います。
今回はそれを達成するためにどのように仕事と向き合っていけばよいかということについて自身の体験談も交えてまとめていきます。
大きく以下の3つに分けてお話していきたいと思います。
- 社員の残業の仕方に注意!
- 給料の項目に注意!
- 社員の平均年齢や各年代の人数を事前に把握する
以上の内容に沿って一つずつ自分の経験や周りの人の様子から見て感じたことや学んだことをまとめていきたいと思います。
社員の残業の仕方に注意!
現在くまの働いている会社では、勤務形態は「フレックスタイム制」になっています。
みなし残業は無く、基本的に一日の最低勤務時間を超えた分は全額残業代として支給されるようになっています。
残業を全くしないというのは理想かもしれませんが、モノづくりの会社なので、プロジェクトの佳境や締め切りが近づけば忙しなくなる時期もあり、残業せざるを得ない時期もあることは仕方ないと思っています。
ですが働いていて感じることは、「常に残業をしているのが当たり前になってしまっている働き方」が問題であると感じています。

会社としてそのように働く雰囲気が根付いていると、なかなか自分だけ残業を減らして定時に帰ろうとするのは難しくなると思います。
定時までに業務を終えたのに周りからは「あいつは残業していかないから頑張っていない」とみられてしまう可能性があるからです。
なので会社として、残業を減らしてみんなで定時に帰ろう!という心意気で仕事をしている環境の方が不要な残業をする働き方は減らせるかもしれませんね。
ですがこんなこと新卒採用など入社前から内情を把握するということはかなり難しいと思います。
なので今回は、会社の採用情報のここを見ておけ!というのをご紹介します。
それは、「みなし残業の有無」です。
みなし残業とは、基本給に加えて毎月このくらいの時間残業するという前提であらかじめ毎月の給料に残業代が上乗せされる仕組みになります。
これだけ聞くと残業してもしなくても残業代がつくなんていいじゃん!と思われるかもしれません。
ですが、このようなみなし残業を設定する会社の大半は、毎月のみなし残業以上の残業を強いられる働き方をしなくてはならない会社が多いです。
なのでたとえば、みなし残業代が月20時間分ついている会社なんかだと平均残業時間は20時間を上回っていることの方が多いと思います。
20時間分の残業だがあらかじめ設定されているせいで、40時間、50時間と残業しても20時間分以上の残業代は出ません。
大概の会社がみなし残業代以上の残業を強いられることがあるので、ここでおススメするのは「残業代が全額支給される会社」です。
このような会社で働くことで、無駄な残業をすることなくしっかりと働いた分の報酬を貰えるので仕事に対する責任感や時間の使い方も考えるようになれるともいます。
残業代が出るからと言ってダラダラと残業するのは会社にとって不利益なのでやめておきましょう。きっとそのような働き方をしている人はバレていないようで案外バレていますよ。
実際にくまの身の回りでもみなし残業が出ている会社で月50時間以上平気で残業している人もいます。
確かに一定の残業時間を超えるとみなし残業がついていても残業代がもらえるケースはありますが、少なくともすべての残業代が報酬として入るわえではありません。
確実に会社に無償で拘束されている時間は発生するので、その時間が無駄になってしまわないように計画的に一日一日を働ける優秀な人材を目指すことが出世にも一番近道だと思います。
優秀な人は、「残業をしてでも終わらせる人」ではなく、「限られた時間で業務をこなすための努力をして成果を上げる人」です。

上司に「この人は考えながらしっかり仕事しているな」と思わせるような働き方を目指しましょう。
そして、理想は自己実現に向けての時間を少しでも確保して勉強や新しいことにチャレンジしていくことです。
そのためには極力残業時間を減らして自分の時間をなるべく確保できるようにしましょう。
残業もっとしてたくさん稼いだ方が良くない?と思った方は次に書く内容についても目を通してみてください。
給料の項目に注意!
今回はこのことを伝えたくて記事を書いている言っても過言ではありません。笑
新卒で会社を選ぶときに一番引っかかりやすいのが給与の支給方法だと思います。
ここの仕組みをしっかりと理解していないと罠にハマることがあります。
自分が入社したい会社を探すときに、必ず募集要項を確認すると思います。
その時に注意すべきなのが、基本給を極端に下げて「職務手当」など○○手当といった感じで手当てを出して総支給を表記している会社です。
ここで一つ例として2パターンの募集要項を提示します。
会社A | 会社B | |
給与 | 220,000円 | 基本給:170,000円 職務手当:60,000 |
補足 | 記載なし | ※時間外労働の有無に関わらず、40時間相当の時間外手当として支給 |
このように記載された簿主要港があるとします。
この場合、会社Bの方が、合計230,000円貰えるので会社Bの方が給料が高い!と思うかもしれません。
ですが、会社Bでは月40時間ほどの残業代があらかじめ支給される仕組みになっています。
そうなった場合、会社Aで残業代が全額支給されるとした場合、10時間ほど残業するだけで総支給額は会社Bを上回ることになります。
このように、基本給を下げて○○手当といって残業代を最初から上乗せしている記載のされ方だと一見貰える額が多く見えてしまうので注意が必要です。
みなし残業がついているのかと残業代が全額支給されるのでは大きく違ってきますので注意が必要です。
これに併せてもう一つ注意が必要なのは、基本給は賞与の額に関係することです。

そもそも賞与自体が支払いが確約されていないケースも存在します。
「業績に応じて~」などといった書かれ方をしている場合、本当に売り上げが上がって黒字にならない限り夢を見ているほどの額は出ないことの方が多いです。
ゲーム業界だとデベロッパーと言われる下請け会社にこのパターンは多く、支給されるとは書かれているけどアルバイトのバイト代程度しか支給されないようなことも日常茶飯事で起きています。
一方賞与が「年2回(6月、12月)」といった感じで記載されている場合はほぼ確実に支給されることが確約されます。
その上で前年度の業績に応じて支給される額が変化します。
ここで先ほど書いた基本給が賞与額に関係するというところで、賞与は原則基本給をベースに決められます。
なので賞与を受け取る金額が同じ会社内の社員で異なるのは、基本給の差によって生まれている差で合って、支給される割合は社内で一律で同じということです。
例えば、夏の賞与は2か月分支給されるとします。
そうすると、基本給が220,000円の社員は440,000円の賞与が支給されますが、基本給が250,000円の社員は500,000円支給されることになります。
それに対して、会社Bの基本給170,000円に対して2か月分だと賞与額は340,000円になります。
このように、基本給が多いほど賞与額にも影響するので基本給が少ないという採用条件は大きなボーナスを見込めない可能性が高いのです。
すべての会社が基本給が安いから賞与支給額も低いかと言われたら違う会社もあるかもしれませんが、たいてい基本給を安く設定している会社は賞与が弾むこともまずないと思ってよいと思います。
くまは超大手のグループ会社で働いていますが
・手当などはなく基本給がベース
・残業代は全額支給
・賞与は年2回
このような会社で月平均20時間以下の残業代で働いていて、学生時代の知人より少ない労働時間で給料は高い環境です。
残業時間が少ないと精神的ゆとりも生まれて私生活が充実すると思います。
趣味に充てる時間や新しいことに挑戦する時間もとれて仕事以外のことにも興味を向けることができるので非常に良い生活ができていると実感しています。
なので、自分の行きたい会社を選ぶときは、「給与形態」に注意して、労働時間が多そうかどうかも考慮して会社選びをしてみてください。
社員の平均年齢や各年代の人数を事前に把握する
これに関してはもしかしたら新卒採用に掲載されている情報だけでは収集できないかもしれません。
ではなぜ社員の平均年齢や各年代の人数が重要なのでしょうか?
それは、「年齢構成によってその会社は転職でどれくらい人がいなくなっているのかをざっくり把握できるから」です。

例えば、20代が、30代の社員が極端に少ない会社はある程度キャリアを積んだら転職してしまっている可能性が高いです。
40代、50代の人はそのタイミングから転職することはなかなか難しいのでずっとその会社に居続けるという選択をとる人は多いと思います。
したがって、バリバリ働ける若手が少ないというのは会社に対してなんらかの不満をもって転職している可能性があるのです。
そのような会社に入ってしまうと、自分も同じ目にあって転職して他の会社に行きたい!と思ってしまう可能性が上がると思っています。
なので、事前に社員の平均年齢や各年代の人数について調べておくと良いかもしれません。
もしその企業から内定を貰えたら承諾する前に確認することでそのような情報を把握できるかもしれません。
正直会社というものは入社してみないと見えない部分が多くあります。
入ってみて「思っていたいのと違う!」となってしまわないように事前に会社のことを徹底的にリサーチしておくことが大切だと思います。
くまが働いているようなゲーム業界についてもう少し理解を深めたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
最後にまとめです。
- 社員の残業の仕方に注意! ⇒「みなし残業」の会社で残業をたくさんするような働き方は控えよう! 極力残業時間を減らして自己投資の時間をたくさん確保しよう。
- 給料の項目に注意! ⇒「基本給」が低い会社ではボーナスもそれほど貰えずなかなか稼げない可能性がある!
- 社員の平均年齢や各年代の人数を事前に把握する ⇒若手キャリアが会社に不満をもって転職していそうかどうかを調べて判断しよう!
このほかにも「ゲーム業界やサラリーマンに関するこんな情報が知りたい!」などございましたら是非コメント欄でご意見お待ちしております。
これからもゲーム業界を志望する学生さんや就職活動について悩んでいる人へ有益な情報発信していけるように頑張ります!

ここまで読んでいただきありがとうございます!もしこの記事が参考になったらSNSなどで紹介いただけると嬉しいです!
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