こんにちは、くま(@kuma_gameblog)です。

今回は、主に学生さんへ向けて「ゲーム業界で働く」ということについて実際に現役でゲーム会社に勤めているくまの目線でいろいろ書いてみようと思います。
ゲーム業界に興味のある学生さんや、転職でゲーム業界へチャレンジしてみたい!という方の参考になればなと思っています。
近年では、子供のなりたい職業ランキングでもゲームクリエイターという職種は安定して上位にはいっているので、もしかしたら自分のお子さんがゲームクリエイターになりたいと言い出して、このブログにたどり着いた方もいるかもしれません。
そんなすべての方にゲーム業界のリアルをお伝えしていきます。
個人的に気になりそうな内容をピックアップしてみました。
- ゲーム業界って楽しいの?
- ゲーム業界って儲かるの?
- ゲーム業界ってブラックなの?
- ゲーム業界って誰でも目指せるの?
この辺りについて、一つ一つ嘘偽りなくゲーム業界のリアルをお伝えしていきます!
ゲーム業界って楽しいの?
これに対する結論は
「モノづくりが好きな人にとっては楽しい!」と思います。

逆に、「単純作業で楽したい」といった考えをお持ちの方には向いていないと思います。
くまは昔から仕事にするなら楽しいと思えるものにしたいと思ってこの業界を目指して勉強してきました。
ゲーム業界では無いにしろとにかく「自分で楽しいと思えることを仕事にするんだ!」という思いだけはありました。そんな人であればゲームクリエイターという職業はとても楽しい仕事になると思います。
ゲームクリエイター以外にも、エンターテイメントを創造するお仕事というのはとても魅力的だと思います。
自分の作品に熱中してくれる人、自分の作品に涙を流す人、自分の作品に人生救われた人というのが世の中にたくさんできるのがエンターテイメントを作るお仕事の魅力だと思っています。
くまはゲームを作る=子どもから大人まで多くの人に笑顔と喜びを届けるんだ!というモチベーションでこの業界に飛び込んで仕事をしています。
実際に自分が携わったゲームで遊んでいる人を目の前で見ると、すごく嬉しい気持ちになれるのはこの業界に入ってよかったなと思える瞬間です。
ゲーム業界って儲かるの?
これに対しての答えは
「ピンキリではあるが大手企業の方がボーナスも出てそれなりにもらえる!」とお答えしておきます。

くまは世の中的に見たら知らな人はほとんどいないであろう大手グループ企業のイチ開発会社で勤務していますが、学生時代の同期と比べてみると、基本給に大きな差はないです。
ですがやはり、「ボーナス」があるかないかの差がかなり大きく結果として年収に差が出ているのが事実だと思います。
ちなみに、ピンキリと言いましたが、平均的な大卒の初任給よりは少し上回るといった感じになります。
もちろん有名ゲームのディレクターやプロデューサーをしているような人は年収1千万以上というのも比較的現実的であると思います。
京都の任○堂なんかは転職求人サイトなどで調べると平均年収900万と書かれた情報も出てきます(真偽は不明・・・)
頑張って大手企業に就職して入社してからも、さらに爪痕を残せば比較的平均以上のお給料をもらえる生活はそこまで難しくないと思います。
なにはともあれまずは就職活動で行きたい企業に入社することが一番大切ですね。
なので「ゲーム業界に入社したら給料安すぎて生活していけない・・・」というのは稀なパターンですので就活を頑張ることが一番の正攻法だと思います。
もし入社してもっと稼ぎたいなと思ったら、仕事以外でゲームを作って販売したりしてみるのもいいかと思います。(くまもまさに今その状態です)
ゲーム業界ってブラックなの?
続いてはこちら
こちらはおそらく「ゲーム業界=ブラック」といイメージが根強くついている方も多くいらっしゃるかもしれませんがこちらに関しては
「近年大幅に改善された企業が多くホワイトなゲーム会社が増えている」のが事実です。

実際に今働いている会社でも昔は月100時間残業であったり、会社に何日も寝泊まりといったのは日常茶飯事で起こっていたそうです。
ぶっちゃけくまは会社で寝袋で寝るというのは、ゲーム会社に入ったらしたいことの一つだったのですが今ではこんなことをしようものなら、一発で上司に呼び出しを食らう始末になると思います。笑
ほかの大手企業に行った友人に聞いてみても、その会社自体はブラックな印象はあったが残業も極力しなようにしようという方針のもと定時退社を心がける取り組みがかなり増えているみたいです。
そう考えると昔のゲーム会社ほどブラックな環境ではないというのが、現代のゲーム会社のリアルかなと思います。
ですが、注意が必要なのが、一部の会社ではこういった残業の文化が当たり前に根付いている企業も一定数存在します。
特に開発の下請け会社に多く、友人からもよく終電前まで働くようなことをすでに経験しているという話も聞きます。
ですが、そういった会社でゲームを作る人は、ゲームが作りたくて入社している人が大半であり、長時間労働にそこまで苦を感じていない人もそれなりの数実在しています。
ですが、健康面を考慮してやはり極力残業は少なくして働ける環境が望ましいと思うので、そういった環境でゲーム開発に取り組みたいという人は大手企業に入社することをお勧めします。
ゲーム業界って誰でも目指せるの?
これに関しては
「特別な資格も不要でしっかりと勉強すれば誰でも目指せます!」

一概にゲームクリエイターといっても様々な職種があります。
- プログラマー
- プランナー
- デザイナー
- サウンドエンジニア
などなど。ほかにも細かく分類したらかなりの種類の職種があります。
実際にどの職種でゲーム業界を目指すかは自分の興味や得意な分野で勝負することをお勧めします。
「プログラムもわからないし絵を描くセンスもないし音楽も作ったこと無い・・・」といった人には「ゲームプランナー」を目指すのが一番ゲーム業界で就職できる可能性が高いと思います。
ゲームプランナーとは、簡単に言うと「ゲームのルールや面白さを作る人」になります。
ゲームの「仕様書」と言われる書類を作成して、実際にその書類を基にプログラマーやデザイナーが手を動かして作業をします。
なのでプランナーにはいろいろな人と円滑に業務を進める「コミュニケーション能力」が一番求められます。明るい性格で誰とでも仲良くなれる人であればプランナー職は向いているかもしれません。
それぞれの職種も、まったく知識ゼロで入社することは難しいと思うので、まずは興味のある職種について勉強してみるといいと思います。
学校にわざわざ通わなくても本を読んで勉強したり、実際にネットの情報を頼りに作品を作れば、十分に就職活動で戦えるようになると思います。
なのでまずはとにかく行動してみること!を心がけてみてください!
まとめ
最後にまとめです。
- ゲーム業界って楽しいの? ⇒「モノづくりが好きな人にとっては楽しい!」
- ゲーム業界って儲かるの? ⇒「ピンキリではあるが大手企業の方がボーナスも出てそれなりにもらえる!」
- ゲーム業界ってブラックなの? ⇒「近年大幅に改善された企業が多くホワイトなゲーム会社が増えている」
- ゲーム業界って誰でも目指せるの? ⇒「特別な資格も不要でしっかりと勉強すれば誰でも目指せます!」
このほかにも「ゲーム業界のこんな情報が知りたい!」などございましたら是非コメント欄でご意見お待ちしております。
これからもゲーム業界に興味のある方へ有益な情報発信していけるように頑張ります!
こちらも併せて是非お読みください。
合わせて読みたい
【学生向け】こんな働き方は苦労する!良い労働環境と悪い労働環境の見分け方とは?

ここまで読んでいただきありがとうございます!もしこの記事が参考になったらSNSなどで紹介いただけると嬉しいです!
コメント